2018年5月8日 更新

ビットコインの問題点って? 今後どうなるの?

手に取って触れることのできない架空通貨。国や企業が管理しているわけではありませんが、各国で共通で使用できると言われています。様々なメリット、デメリットを持ち合わせたビットコインですが、今回は問題点や今後についてご説明いたします。

問題点は何がある?

 (1507)

仕様上の制限がなく、数種類の通貨で換金可能な現金に代わるオンライン上で使える通貨、ビットコイン。そのため、手に取って触れることはできず、また特定の企業や国が管理しているわけではありません。まずは、抱えている問題についてご説明いたします。
1匿名性

匿名性というと、通常非常にメリットであるというように感じるかと思いますよね?

もちろん、個人情報保護という観点から見ると最高の点と言えるでしょう。

しかし、これは犯罪における取引に最高の手段であるとも言えるんです。



ビットコインではP2Pシステムを利用しています。

P2Pシステムは、簡単に言うと、送信側と受信側が直接結びつくシステム。

つまり、「仲介者がいない」ということ。

例えば、薬物の売買が行われた場合、

送信側と受信側の取引履歴を見ない限りは、

絶対に他社にばれることが無いということになってしまうんですね。
bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で
bitclubmining
2ビットコインは金本位制


無限に作り出せるわけではなくて、

実は、総量は決まっています。

この総量はテキトーに決まっているわけではなくて、

やはり、オンライン上ではなく現存する

通貨流通量によって決まっています。

つまるところ、○○ショックというような問題に非常に弱いんですね。



現行通貨にとって変わる!と言っていますが、

この金本位制をなんとかしない限り

まずとって変わることは無いでしょう。
価格変動リスク

流動性リスク

規制リスク

サイバーリスク

モラルリスク

破たんリスク

責任者不在のリスク
リスクを挙げていくと、こうなります。少なくありませんね。
ブロックサイズの問題点

BIP100を提唱するJeff Garzik氏のプレゼンテーションでは、ブロックサイズを引き上げることによるリスクと現状維持することで起こりうるリスクの双方を網羅した内容となっている。Garzik氏はブロックサイズが現状(ストレステストを除いて)限界容量に達していないとしながらも、それが発生した際に起こる手数料競争、つまり送金が高コストになることで「ビジネスや個人が利用する動機が消失する」可能性があると述べた。

またブロックサイズ限界への到達は時間の推移と共に線形的、あるいは指数的に図れるものではなくイベントドリブンで発生することから「いつ」を予測することが困難であると述べた。

より上位の課題は、現在のコアディベロップメント体制がビジネスレイヤーを考慮していない点だ。それは人によって利用する目的は異なるということだ。ある人は「社会実験」と言い、ある人は「70億人が使う決済システム」だと言う。またある人は「フルノードに接続するユーザーは微小であり、トラフィックも増加しない」と考えており、その場合にはブロックサイズの問題は「自己解決」されるとGarzik氏は語った。

また二日目の登壇者であるEric Lombrozo氏は、現在のネットワークの構造がプールを中心とした中央集権構造になりつつあることを指摘。さらに取引数が増大すると共にトランザクションのバリデーションコストも比例して膨大なコストになるため、「ブロックチェーン上で毎秒1000トランザクションを処理した場合、致命的な事態に発展する可能性がある」と述べた。
盗難事件や詐欺事件も起きている。13年11月には、ヨーロッパの取引所で、サーバーが何者かに攻撃され、保管されていた100万ドル相当が盗まれる事件が発生した。中国では詐欺グループの運営していた取引所が突然閉鎖され、投資家が預けていた1270万ドル相当の資金が騙し取られたという。
 また、投機熱を心配する声もある。現に通貨価値はバブル状態だ。13年11月初めに1BTC=約200ドルとなったが、11月末には約1200ドルにまで上昇した。その後、12月7日に約600ドルにまで暴落してから、数日後には約900ドルに戻すなど、アップダウンを続けている。
通貨としての問題点として主に三つの問題があげられます:

日常生活での使いやすさ、入手難度、そして安定性です。

ジョナサン氏は「(日常生活で)そもそも使える場面が少ない上に使えるとしても今のビットコインをPOS端末で使用するのが難しいです。日常生活で使えるようにするには専用のデビットカードを普及させることが最優先するべき」など普及率の問題を述べました。

さらに入手難度に関しては「日常生活で使用する通貨について誰もどうやって入手しているかなんて考えていません。ましてや買い物に行く前に両替のことを考えることなんてありえません。しかし、それらがBTCでは必要な点が普及の妨げとなっています。給与などで自然に手に入る環境が出来れば普及率も上がるはずです」と説明しました。

最後に安定性については「アメリカドルなどに比べると価値がとても変動しやすいです。そのため、貯金方法としては理想的とは言い辛いです。ですが、ベトナム、アルゼンチン、ベネズエラなどの国では比較的価値が安定しているので、それらの国では日常通貨としての使用を採用しやすいと思います。」と述べました。
一つは、通貨としての価値が乱高下することがあり、しかもその場合の影響が世界全体に波及すること。

一つは、ラストワンマイル問題、つまり現時点ではこの新しい通貨を日常的な生活における買い物などに利用できる店舗が限られていて、普遍的な通貨として利用するのが難しいこと。

一つは、銀行が介在せず信用創造のメカニズムが使用できないため、経済規模の拡大が難しいこと。

一つは、メカニズムの基礎となっている暗号学的ハッシュ関数(SHA-256)が将来的に解読される可能性があること。
違法取引やマネーロンダリングに利用されている

ビットコインの特徴(匿名性が高い・海外送金が簡単)から、薬物などの違法取引やオンライン賭博での利用が多いと言われています。また、テロ資金のマネーロンダリングに利用される恐れも指摘されていて、各国が規制を本格的に議論し始めています。

世界最大の取引所が経営破たんした (マウントゴックス事件)

サイバー攻撃(ハッキング)により85万BTC(時価470億円)を盗まれたとして、世界一の取引量を誇っていたマウントゴックス(Mt. Gox)社が2014年2月28日に経営破たんしました。その他の取引所は「マウントゴックス1社の問題だ」としていましたが、数日後にはカナダの取引所もハッカーによる攻撃を受けていて、システムに対する不安が広がっています。

デフレやバブルに陥る可能性が指摘されている

発行量を2100万BTCと上限を設けているため、仕組み上インフレには強いものの、デフレに陥る危険性が指摘されています。国の発行する通貨であれば供給量を調節することで物価をある程度コントロールできますが、BTCにはその調節機能がなく、潜在的にバブルを起こしやすいシステムだと言われています。

そもそも通貨として機能するかは誰にも分からない

以上のような問題点から、理想とされる無国籍な通貨として世界に普及するかは不透明です。それでも、法定通貨でさえも信用されない様な経済情勢の不安定な国が存在するのも事実ですし、BTCはそういった国の人たちにとっては夢の様な存在なのでしょう。(ケニアの3人に1人は所有しているという話もあります)

また、ある学者は「ノーベル賞級の発明だ」とも発言しています。仮に通貨としての普及が失敗したとしても、この画期的な仕組みはいずれ何かしらの形で社会に影響を及ぼすのかもしれませんね(^^)
一番の問題は、独立性にあります。
国、政府、銀行で発行されてものではありませんので、国、政府、銀行に管轄されていません。
しかし、現行の通貨と同じ様に使うため、国の協力が必要です。
ここで矛盾が生じました。国にとって、BTCを許可することはイコール通貨に対しての管轄権利を放棄することです。
権利の放棄することは国の管理者として認めにくいことですね。
そのため、各国はかなり警戒しています。
2013年7月、タイ当局は「違法」と発表されました。
2013年12月に中国政府は「支払用の通貨として認めません」と発表しました。
その後インド、台湾も同じ発表を行いました。
一方、2013年8月ドイツ政府は「プライベートマニー」いわゆる「私的通貨」として認定しました。
人間は通貨をコントロールすべきかどうかは争点となっていますね。
様々な問題点が指摘されているのですね。
要するに、匿名性であるが故に犯罪に使用される可能性がある、ということですね。また、国や企業が管理しているものではないため、現金にとって代わられると現在流通している実際の通貨にも影響が出ることが懸念されています。
様々な課題を抱えているビットコイン。今後は、どうなっていくのでしょうか。

今後はどうなる?

 (1510)

多くの問題点が指摘されたビットコインの今後は、どのようなものになると予測されているのでしょうか。
Coinbaseはこれまで「普及」を最も重要視してきたため、Coinbaseの売買サービスでは単純な売り買いに限定しての世界展開を行ってきたとのこと。しかし、世界中のトレーダーからより高機能な売買ツールの提供を求められているそうで、相場動向の分析ツールや多様な決済オプション機能の追加を検討中です。

さらに、取引手数料の小ささを武器に、より小額の決済(マイクロペイメント)で利用できるAPIアプリの開発にも意欲的とのこと。そして、過去に普及してきたテクノロジーはすべて、その普及段階に入る際にはウェブ、ラジオ、テレビなど各種メディアでのマーケティング活動が開始されてきたのですが、ビットコインにも同様の傾向が見られ、同じような普及段階への突入がこれから12カ月から18カ月の間に起こったとしてもまったく驚くことではないと、さらなる普及をCoinbaseは想定しています。
取り扱いについては、今後、各国でルールが決められていきそうです。

日本では「モノ」として取り扱われるようですが、「モノ」と認定されたところで、(仮想世界の)通貨としての利用のされ方が急激に変わるものではないと考えています。また、今はビットコインのみが世界の仮想通貨として注目されていますが、今後、似たようなものが出てくるのではないかと思っています。中には、便乗したものも出てくるでしょう。

そのような中で、自分が理解、納得出来ないものについては大きな警戒を持つことが必要です。個人的には「価格が安定していない」「仮想通貨の信用の裏付けが理解できない」という点において現時点では保有しようという気持ちはありません。しかし、今後、これらの点がどのように変化していくのか、世の中の決済がどのように変わっていくのか、といったことには引き続き注目していきたいと考えています。
先進国では、既に金融インフラも整備され、人々の生活に普及しているため、数ある金融サービスの選択肢の一つでしかなく、低い送金費用などにメリットを感じる特定層には普及しても,急激に広く一般の人が利用するような普及にはならないのではないかと考えられる。

一方、従来型の金融サービスを享受できていない国の人々には、今まさにモバイル端末が普及していっている段階にある。ケニアの「M-PESA」が非常によい事例であるが、そこに電子マネーという旧来型の金融インフラとは大きく異なる利便性を持ったサービスが加わることで、それまで金融サービスに疎遠であった大多数の人々が一気に利用を始め、爆発的な普及へと繋がる。

「M-PESA」はケニア限定的な事例であるが、スマートフォンさえあれば世界的に垣根なく共通の価値基準として利用可能である。

旧来型の金融インフラが無いこと、モバイル環境によるネット接続の普及、インターネット上での手軽な金融サービス、これらがセットとなり、今後途上国では先進国とは比較にならないほど大きく普及していくことも考えられる。将来、先進国では旧来型の金融サービスがそのまま生き残り、一方途上国では新しい形の金融サービスが劇的に発展を続け、世界の金融の姿は今とはまるで異なる形なっているかもしれない。
欧米での普及が目立っています。
2014年に突入すると欧米ではコイン関連事業の起業、また大手企業のコイン受け入れなどのニュースがよく報道されるようになりました。
当然今後もコイン事業が順調に進んでいくことが予想されています。しかし問題は、日本を含むアジア諸国での普及です。
しかしインターネットなども世界的に普及しており、金融インフラの普及によって世界的に利用される可能性も高くなります。
コインはまだ登場して間もない技術です。そのため今後の展開はよみづらい面も多くなっています。
しかし今後の金融サービスの状況次第では飛躍していく可能性も十分あります。
アイディア自体を取り入れて、セーフティーネットをしっかり整備して安全性を確立し、発展していって欲しいと思います。システム自体が大きな社会で使用されることを想定していないため、デフレの状態になってしまっただけで、より広い世界に対応する形になれば可能性はあるのではと思いました。当たり前に使っている日本円が全てではありません。Tポイントのような電子マネーの形が今想像出来る一番理想的な形だと思います。そのような電子マネーがもっと世界的に広まって、東京オリンピックの時に使用することが出来れば、為替の問題がなくなりそうですね。それに、より外国人にとっても便利になるし、大きな経済効果を期待できると思います。
問題点は少なくないようですが、今後について絶望視されているわけではないようですね。
ビットコインを利用する際は良し悪しを見極めて、慎重に利用することが必要だということですね。
メディアではBTCのメリットばかり注目されていますが、何事にも一長一短あるわけで、デメリットも色々あるようですね。
よく見ると日常生活で利用する上で見過ごせないようなリスクも色々あります。
ただ、だからと言って今後利用されなくなるわけではなく、アップデートや法整備などによって今後改善されていくのでしょう。

line

アルトコイン訴求
25 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

仮想通貨をマイニングする上でよく勘違いされる内容とは?

仮想通貨をマイニングする上でよく勘違いされる内容とは?

仮想通貨をマイニングしている人やこれからしようとしている人の中でよく間違って理解をしてしまっている勘違いがあります。その勘違いの内容とは一体どういう内容なのでしょうか。
じょにー | 43 view
ビットコインの問題を明確化したらどうなる

ビットコインの問題を明確化したらどうなる

ビットコインには問題があるとか、危険な部分が多いという言葉はよく聞きます。しかし、具体的にどのような要素が危険なのか、問題があるのかは何となくして解っていない人のほうが多いです。そこで、今回はビットコインを扱う上でのデメリットを深く掘り下げていきたいと思います。
E-yukiyuki | 73 view
ビットコインで違法薬物が買えちゃう!?闇サイト「Silk Road」についてまとめ

ビットコインで違法薬物が買えちゃう!?闇サイト「Silk Road」についてまとめ

なにかと不安な要素が目立つビットコインですが、実は違法薬物などを扱う闇サイトでの取引に使われていたことがあるんです。アンダーグラウンドな世界との関係について調べてみました。
ハルキ | 8,784 view
ビットコインは危険!? 「有体物」ではないコインが抱える問題とは?

ビットコインは危険!? 「有体物」ではないコインが抱える問題とは?

ビットコインとは? ビットコインは危険?安全? 未だ「得体の知れない物」だと思っている方の多い「ビットコイン」の裏表について調べました。
daiki0121_onepiece | 199 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

国定乙夜 国定乙夜