2017年8月2日 更新

分散型アプリケーションに特化したEOSのICO

分散型アプリケーションに特化したプラットフォームEOSのICOを紹介します。EOSは、非同期通信と並行処理を採用し、1秒当たり数百万という、これまでにない規模のトランザクションを処理できる仮想通貨です。

EOSとは?

 (19860)

via eos.io
Block.Oneが発行するEOSは、分散型アプリケーションに特化したプラットフォームで、大企業間で広く使用されることを目的に開発されています。非同期通信と並行処理を採用し、1秒当たり数百万ものトランザクションの処理が可能です。このトランザクション規模は、これまでの仮想通貨には無かったスケーラビリティーで、トランザクションに対し、利用者への支払い負担はありません。
Block.Oneの共同設立者であるBrock Pierceは、ロイターのインタビューに対し、
「EOSトークンの売却は本当に民主化され、誰もが機会を均等に取ることができ、会社のイニシアチブのになり得る。EOSはブロックチェーンの世界でビジネスアプリケーションの基盤を目指すだろう。」と回答しています。

EOSのICOの状況

2017年6月26日にEOSトークンの販売が開始されました。
EOSのICOが他の仮想通貨と比べて特筆すべきは、ICO期間が1年と非常に長く設定されていることが挙げられます。
総発行予定数が10億トークンで、まずは2億トークン(20%)が売り出されました。
その後は、毎日200万トークンずつ350日間で合計7億トークン(70%)が売り出されます。
残りの1億トークン(10%)は、運営が保有したままとなります。

2017年7月1日に上場し、Bitfinex、Kraken、Yunbiなどの取引所に上場され取引が可能です。
ICO直後の価格は大きく上昇し、わずか3日で時価総額9位になっています。
一時的なものかと思いきや、1か月経過後の2017年8月1日現在でも時価総額11位を維持しています。
 (19859)

また、注目すべき点として、ホワイトペーパーにトークンの利用用途が一切なく(現在だけでなく、将来的にも)、48時間以内に移転不可となることが記載されている点が挙げられます。
これは、EOSプラットフォームの開発のために、ICOが行われ、資金調達が行われたと言えます。

このような、利用用途のないトークンに対するICOということで、
インターネット上の評価は、EOSの技術面に期待する意見と、バブルではないかという意見の、賛否両論に分かれています。
7 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

分散型VPNプロジェクトMysteriumのICO

分散型VPNプロジェクトMysteriumのICO

ブロックチェーンベースの分散型VPNプロジェクト「Mysterium」のICOの状況とその後の予定を紹介します。利用者のプライバシーを最優先に考えたオープンアクセスで、完全にプライベートなP2PのVPNサービスです。
S・K | 24 view
The DAOのICOとその後のハッキング事件

The DAOのICOとその後のハッキング事件

2016年5月1日にICOを行い、当時としては史上最高額の約150億円の資金を集めたが、ハッキングにより約65億円を失い、イーサリアムのハードフォークの直接の原因になった仮想通貨The DAOを紹介します。
ノゾミ | 55 view
TezosのICOは、ビットコインやイーサリアムの代わりになるか?

TezosのICOは、ビットコインやイーサリアムの代わりになるか?

Tezosは、ビットコインやイーサリアムが直面したガバナンス問題を解決した仮想通貨です。2017年7月1日に開始し、2017年7月14日に約262億円を調達して無事終了したTezosのICOについて紹介します。
山本 | 204 view
【人的資源】ChronoBankのICO【人材採用】

【人的資源】ChronoBankのICO【人材採用】

UberやUpworkのような分散型マーケットプレイスの人的資源、人材採用版を提供するのがChronoBankで、労働者と雇用者とが、労働時間を直接取引できるプラットフォームを提供しています。そのChronoBankのICOで売り出されるTIMEトークンを紹介します。
キサラギ | 36 view
【未来予測市場】AugurのICO【ギャンブル】

【未来予測市場】AugurのICO【ギャンブル】

Augurで掛け金として使われる仮想通貨REPのICOについて紹介します。Augurは分散型未来予測市場で、オンラインブックメーカーのようなものです。REPは国内の取引所ではcoincheckで購入可能です。
ときお | 70 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

スラッシュ スラッシュ