2016年3月28日 更新

人気復活!ビットコイン これまでの経緯をざっと挙げてみる

現在、世界中で利用者が増加しているビットコインですが、 そもそも、どこで始まり、どのような経緯で現在に至ったのでしょうか。

インターネット上の仮想通貨《ビットコイン 》の、生い立ちから現在まで。

人気復活!《ビットコイン 》

人気復活!《ビットコイン 》

ビットコインは1本の論文から始まった

ビットコインのような仮想通貨を暗号通貨(クリプト・カレンシー)といいます。
暗号を利用して、偽造したり、情報を書き換えたりできないようにしています。

暗号通貨の技術的な議論をするメーリングリストがあり、
2008年にサトシ・ナカモトという人物が『Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System』(ビットコイン:P2P 電子マネーシステム)という論文を投稿してきました。

この論文の内容を簡単に紹介すると、従来の管理者が通貨を発行するという仕組みではなく、P2Pの仕組みを利用して分散処理し、暗号化の技術と組み合わせることで、ビットコインの信頼性を担保するというものでした。

この考え方に、多くの研究者やプログラマーが触発され、有志が集まってプログラミングを行い、2009年にビットコインが初めて『発行』されます。
管理者のいない仮想通貨《ビットコイン 》。P2Pの仕組みを考え出した「サトシ・ナカモト」という方も、P2Pに暗号化の技術を組み合わせてビットコインを作った技術者たちも、本当にすごい頭脳集団ですね。

ビットコインの魅力って?

《ビットコイン 》は、P2Pネットワーク

《ビットコイン 》は、P2Pネットワーク

普通貨幣、紙幣って各国の政府が印刷したり鋳造したりして発行するもの。 でもこういった仮想通貨は、パソコンのソフトが管理し、特定の人や政府が発行数を調節したりするわけではない。補償もされないけれど、政府が国の借金のために紙幣を大量増刷して、紙幣の価値が下がるなど、政府等の思惑で価値が上がったり下がったりということがない。

金と同じように、まだ扱いづらい面もあり、変動も激しいですが、「私たちの私たちによる私たちの貨幣」という側面はなかなかの魅力です。

株も同じですが、価値がぐ~んと上がるときには儲け、下がると損をする。そんなビットコイン。着実な貯金となるかというと、まだ不透明、ちょっと博打な部分があると思っておいたほうがいいんじゃないかと思いますよ!
「私たちの私たちによる私たちの貨幣」ですか。。ちょっと、魅力的に見えてきました。では具体的にビットコインの買い方や使い方を見ていきましょう。

ビットコインはどこで買って、どうやって使うの。

国家や企業が関与していないので、監視や制限が存在しない...

国家や企業が関与していないので、監視や制限が存在しない通貨ビットコイン

買い方は今のところ大きく分けて2種類あります。
1)パソコンやスマホのオンラインの「ビットコイン取引所」で買う。
2)街ナカやショップに設置されている「ビットコインATM」で買う。

交換所で買ったビットコインをそのまま交換所に預けてもおけますが、使うためには、交換所から引き出して、自分の財布や口座に入れなければいけない。

引き出すときに、ドルで引き出すんであればドルの銀行口座、日本円で引き出すなら日本円の口座、ビットコインのまま引き出すなら、ビットコインウォレット。普段使いにはスマホなどにインストールしたウォレットアプリがいいでしょう。
パソコンやスマホのオンライン 「ビットコイン取引所」や、街ナカやショップの「ビットコインATM」で購入できるんですね。でも、他の電子マネーとどのように違うのでしょうか。

ビットコインを使うメリットと課題

まだまだ普及の初期段階にあるビットコイン。 海外では利...

まだまだ普及の初期段階にあるビットコイン。 海外では利用者が伸びています。

【ビットコインを使うメリット】
国家や企業が関与していないので、例えば個人間の送金においては、次のようなメリットが存在します。

1. 個人間で文字通り「直接」送金できる
2. 手数料が無料か格安
3. 監視や制限が存在しない

【ビットコインの課題】
もちろん、円やドルでの決済がそうであるように、ビットコインでの決済でも、双方がビットコインによる支払いを受け付けている事が必須となります。ビットコインという通貨が「通じる」間柄でなければ、決済はできないのです。

円やドルと違ってまだまだ普及の初期段階にあるビットコインにおいて、これは非常に大きな課題です。
ビットコインという通貨が「通じる」間柄でなければ、決済はできない。。私たち使う側の意識改革なしには成り立たない通貨ということでしょうか。

まだ記憶に新しい”Mt.Gox社ビットコイン消失事件”をおさらい。

”Mt.Gox社ビットコイン消失事件”

”Mt.Gox社ビットコイン消失事件”

仮想通貨「ビットコイン(BTC)」取引所のコイン大量消失事件で、顧客からの預かり金を着服したなどとして、東京地検は11日、業務上横領と私電磁的記録不正作出・同供用の罪で、運営会社「MTGOX」(破産手続き中)の代表取締役マルク・カルプレス容疑者(30)を起訴した。

警視庁は8月1日、社内システム上に設置された個人用の米ドル口座の残高を改ざんし、100万ドル(約1億2200万円)を水増しした私電磁的記録不正作出・同供用容疑で同容疑者を逮捕。同21日に、業務上横領容疑で再逮捕していた。(2015/09/11-13:29)
この事件でビットコインの信用は一気に地に落ちた感がありましたが。。

ビットコイン、なぜ人気復活!?

あの事件は、ビットコイン自体を否定するものではない。

あの事件は、ビットコイン自体を否定するものではない。

しかし、あの事件はマウントゴックスというひとつの取引所の失態でしかない。ビットコイン自体を否定するものではない。

投機の対象としての印象が強いビットコインだが、実は海の向こうでは、eコマースの決済手段として着実に地歩を固めている。なぜか。それはすでに報道されているように、ビットコインはクレジットカードの手数料よりさらに安価な決済コストを実現でき、かつ土日祝祭日に左右されない。また、売り手買い手双方ともに、個人情報やカード番号など、外部に漏れたら問題になるような情報の入力も必要ないといった大きなメリットがあるからだ。
クレジットカードより手数料が安く土日祝祭日に左右されない。個人情報やカード番号などの情報の入力も必要ない。 これは確かに売り手と買い手の双方にとって大きなメリットになりますね。
「ビットコイン」色あせぬ人気 ベンチャー相次ぎ誕生のワケ

世界最大級の取引所だった「マウントゴックス」の経営破綻が大きな社会問題となり、日本では信頼を失った感のあるインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」。しかし、新たな取引所をはじめとするビットコイン関連のベンチャー企業が今、続々と産声を上げている。 危ういイメージがつきまとう仮想通貨に起業家がひきつけられるのはなぜか。

しかし、そんなビットコインで一旗揚げようと、関連ビジネスに参入する企業が後を絶たない。4月にビットコイン交換所の「ビットフライヤー」、7月には決済技術を提供する「コインパス」が事業を開始。8月も米国企業と中国企業の合弁会社「ビットオーシャンジャパン」がドルと円とのビットコインの取引所を開始する予定だ。米取引所「クラケン」も日本法人を設立し、日本語の取引サイトの運営を近く始める。

さすがのスピード感!楽天、Bitnet に出資。米国ではすでにビットコイン導入済み。

楽天、Bitnet に出資。利便性を先見的に理解し、米...

楽天、Bitnet に出資。利便性を先見的に理解し、米国では すでにビットコイン導入済み。

楽天グループである「楽天スーパーロジスティクス」では、利便性を先見的に理解し、米国ですでに導入済みだ。今年7月半ばには楽天の三木谷浩史社長が「今年はインターネット革命が加速する。おそらく楽天も早晩ビットコインでの支払いを受け付けるようになると思う」とも発言している。

楽天グループだけではない。グローバルでは加速度的に導入が進みつつある。パソコン大手のデルや世界最大の旅行サイトエクスペディアなどの大手企業も、ビットコインの決済をすでに導入。ネット決済大手のペイパル(イー・ベイが2002年に買収)も導入を予定している。

さらに、グーグルやアマゾンでも導入を検討していると報道されているほか、テクノロジー業界だけではなく金融業界でもビットコインの注目度は増す一方なのだ。
楽天をはじめ世界中で加速度的に導入が進みつつある”ビットコイン”。注目度が増す一方で、テロリストたちが仮想通貨を発行する能力を備えているのかが気になるところです。
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