2017年9月4日 更新

テゾスのICOは、ビットコインやイーサリアムの代わりになるか?

テゾスは、ビットコインやイーサリアムが直面したガバナンス問題を解決した仮想通貨です。2017年7月1日に開始し、2017年7月14日に約262億円を調達して無事終了したテゾスのICOについて紹介します。

テゾスとは?

 (19835)

テゾスは、古代ギリシャ語でsmart contractという意味から名付けられました。

テゾスは、ビットコインやイーサリアムが直面した、ガバナンスや技術的な問題を解決した仮想通貨で、以下2つの特徴があります。

・ハードフォークによらないシステム修正が可能
プロトコルにバグが見つかったり、システム修正が必要な場合は、フォークさせて修正する必要がありますが、
ハードフォークすると、新システムと旧システムに互換性が無く2つの通貨に分離してしまいます。
過去の事例では、イーサリアムがハードフォークして、イーサリアムとイーサリアムクラシックという2つの通貨に分かれたという例があります。
そうならないように、ネットワークプロトコル、トランザクションプロトコル、コンセンサスプロトコルを独立させることにより、新システムと旧システムの互換性を維持しています。

・プルーフ・オブ・ステーク(PoS)による承認システムを採用している
プロトコルの修正をする際に、承認システムとして、
ビットコインの場合は、プルーフ・オブ・ワーク(PoW)が採用されているため、コインのマイナー(採掘者)が投票を行い決定を行いますが、
テゾスの場合は、プルーフ・オブ・ステーク(PoS)が採用されているため、コインの保有者が投票を行い決定を行います。
これにより、民主的な意思決定を行うことが可能です。

テゾスのICOについて

2017年7月1日に開始し、2017年7月14日に約262億円を調達して無事終了しました。
テゾスのシンボルはXTZで、ICO時の発行レートは、1BTC = 5000XTZです。
早期参加の場合には、
0~400ブロックは20%、400~799ブロックは15%、800~1199ブロックは10%、1200~1599ブロックは5%のボーナスがもらえます。それ以降はボーナス無しです。
また、発行上限無しなので、他の仮想通貨のICOのように先着順だったり、抽選だったりすることなく、必要数は必ず購入できます。

著名ベンチャーキャピタリストであるTim Draperが投資したことでも注目されています。

開発チームが発表しているスケジュールでは、取引所上場までには4ヶ月ほどかかる見込みです。
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山本 山本