2017年3月14日 更新

ビットコインという仮想通貨は日本円より安全か

ビットコインという仮想通貨は投機目的で利用される方が非常に増え、国によっては国の財政が不安になることで、ビットコインの価値が上がるという信用度問題にまで発展していることがあります。そこで、今回は日本円と仮想通貨であるこのコインの信用度というものを絡めて色々と考察していきたいと思います。

■通貨の意味を今一度考える

 (15605)

通貨とは国家などによって価値を保証された交換媒体です。この交換媒体は国によって異なり、ドルや元や円など様々なものがあります。日本の場合は法令に基づき日本の中央銀行である日本銀行が紙幣を発行しています。そして硬貨は造幣局でつくっており、紙幣は国立印刷局が製造しています。おそらくここら辺の知識は学生時代に習ったことでもありますし、テレビでもたびたび登場するものなので詳しく知っている人もいるでしょう。

昔は、金と紙幣との兌換を保証する金本位制というものが主体で、言ってしまえば金が日本円の価値を保証していたと言えます。今は、自国の経済規模や世界情勢にも合わせて適切な量を発行することができる制度である管理通貨制度になっており、金を用意しなくても経済の動きに合わせて必要な分は発行できるようになりました。つまり、世界経済において日本円というのは信用力が高いから価値のあるものとして、信用されるものになっており、ある程度は安心して円を使うことができるということになります。

ここで、でてくるのが「信用度」という言葉で、日本という国家がどの程度信用されているか、他の国の信用はどうなっているのかによって上下することになるのです。この信用度というのは日本以外に世界の情勢も大きくかかわってくるものなので、日本だけですべてを決めることはできない状態になっているのですが、借金が大量にある日本でもこれだけの価値を見出されている理由は「日本国や日本銀行がなんだかんだで潰れない」と見なされているので「信用度」が高いと言えるのではないでしょうか。日本円は1871年から使用が始まっている歴史の長い通貨単位となっていますが、いまでは世界で3番目に多く取引される世界的に信用される通貨となっているので、そのことからも信用度が高いものと言えるのだと思います。

■ビットコインにおける信用度とは

 (15603)

ビットコインは仮想通貨です。もちろんビットコイン以外にも仮想通貨は存在しているのですが、その多くは手にとって目に見える姿形はなく電子データ上でやり取りすることが基本となる通貨となっております。しかし、この通貨は国家や企業が管理していないので国による補償というものが無いです。誰も保証しているわけでもないので信用力ははっきり言って国家のそれよりも低いという方がたくさんいます。そのことからも、このような仮想通貨を「信用できない」とか「頼ってよいものではない」と断言する人が多いのです。

そのことも十分理解できますし、何かあった時に自国の貨幣に戻すために一時的に仮想通貨に換金しているのなら、結局は自国の貨幣の信用度に依存している状態なので預けているところの違いといったものがでる程度であるという論理をかざしている人もいます。

ビットコインは国や企業が管理していない通貨なのですが、別に無法地帯となっているわけではありません。もし無法地帯となっており管理者が不在の市場ならばリスクしかなく誰も利用することはなかったでしょう。この仮想通貨を管理しているのはコンピューターのネットワークを利用して通貨を管理するといった現代ならではの管理方法となっております。
 (15602)

しかし、このネットワーク上での管理ということで、独自のトラブルが発生し大きなニュースとなっているのも事実でしょう。その最たるものが日本にあったビットコイン取引所のマウントゴックスがハッキングによって一説によると約500億円相当のビットコインを盗まれてしまい、破綻してしまったというものです。この事件の真相は解明されておりませんし、この盗まれた額についても諸説あるのですが、それでも数十億円以上が盗まれたのは事実で日本のメディアも多く取り上げ話題となりました。2014年のニュースなので、覚えている人も多いでしょうが、そのことから多くの日本人が悪いイメージを抱き「信用できない怖いもの」として浸透するようになってしまいました。

■日本円相場の動きと関連していると言われているが…

 (15601)

このような状況から、信用できないと思われることが多いのですが、今では中国やアメリカの投資家の方々の影響でビットコインは世界でかなりの取引量を誇る仮想通貨となっております。多くの日本人が信用していなかったとしても、一定の価値はあると信用している日本の一部の投資家や世界中の一部の人々が換金してビットコインを持っている状態になっているのは事実です。

アメリカの経済が不安定になることで上昇するといった世界情勢次第で大きく揺れ動くのがこの仮想通貨なので、日本円相場の動きとも連動しており、ビットコインの価値の変動予想の一つとして現実の貨幣価値がどうなっているのかにも依存しています。そんな状況でも、少しずつ日本でも使用できるように浸透し始めているので、身近なお店で使えるのかどうかを見てみるのもいいのではないでしょうか。

■ビットコインと日本円について

 (15604)

ビットコインは仮想通貨であり日本円のように信用できないと思っている人はたくさんいます。そのような方々はまず手を出さないでしょう。しかし、市場の動きはとっても激しいので、デイトレーダーの気持ちを少しでも体験してみたいという方は土日にでも体験してみるといいでしょう。
14 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

ビットコインを日本円に換金するにはどうすれば良いの?

ビットコインを日本円に換金するにはどうすれば良いの?

ビットコインはそのままでも利用できますが、使用できる場所は限られてきてしまいます。そこで、日本円に換金するためにはどうすれば良いのでしょうか?今回、どこで換金すれば良いのか換金方法などについてご紹介します。
anzu | 103,029 view
いまさら聞けないビットコインキャッシュについて。

いまさら聞けないビットコインキャッシュについて。

ビットコインキャッシュはビットコインからフォークして生まれた新しい仮想通貨です。 SegWit2xやUASFと言われるものとは完全に別の物であり、ビットコインという名前はついていますが新しいアルトコインと認識している方が正しいです。
じょにー | 145 view
ビットコインキャッシュが誕生して取引も順調におこなれるようになった!

ビットコインキャッシュが誕生して取引も順調におこなれるようになった!

ビットコインキャッシュが7月の末にフォークされて生まれました。 既に国内外の取引所で取引が始まっています。 ハッシュパワーが低いという情報も出ていて当初の予定よりもブロックが生成されないのではといわれていましたが、現在では改善してブロックのサックツが進んでいます。
じょにー | 76 view
日本仮想通貨事業者協会がビットコインキャッシュへの対応を発表。

日本仮想通貨事業者協会がビットコインキャッシュへの対応を発表。

ビットコインキャッシュの対応を決めたことで混乱回避の観点で一時的な入出金の停止を決めたそうです。 それによって各取引所でも動きが出たようです。
じょにー | 74 view
今話題になっているジーキャッシュってなに?

今話題になっているジーキャッシュってなに?

ジーキャッシュが近ごろ注目されるようになっています。その仮想通貨の一つであるジーキャッシュについて説明していきます。
じょにー | 117 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

E-yukiyuki E-yukiyuki