2017年4月8日 更新

ビットコインで違法薬物が買えちゃう!?闇サイト「Silk Road」についてまとめ

なにかと不安な要素が目立つビットコインですが、実は違法薬物などを扱う闇サイトでの取引に使われていたことがあるんです。アンダーグラウンドな世界とビットコインの関係について調べてみました。

ビットコインで違法ドラッグの取引が可能だった!

ビットコインによる、麻薬や違法ドラッグの取引が摘発された事によって、インターネット上でビットコインによる取引が行われていたことが判明しました。日本ではこうした麻薬は、麻薬及び向精神薬取締法によって取りしまわれており、脱法ハーブなども違法ドラッグや危険ドラッグと見なされており、薬物事件や薬物犯罪と見なされ、薬機法違反によって厳しく取りしまわれています。違法ドラッグも、麻薬と同じく厳しい刑罰があり、製造や輸入に販売を行うのは勿論、授与に所持や購入に譲受けや使用した場合、法定刑は3年以下の懲役と300万円以下の罰金や懲役と罰金の併科となっています。売る側だけでなく、買う側や使う側も処罰の対象の対象となっており、これを商売として行っていた場合はさらに刑罰が厳しくなり、5年以下の懲役と500万円以下の罰金を支払わなければならず、懲役と罰金の併科が科せられる事になっています。
Bloomberg Business (319)

ビットコインの裏歴史「Silk Road」
10月2日(米国現地時間)、闇ネットワークを舞台にした巨大麻薬取引サイト「シルクロード(Silk Road)」がFBI(米連邦捜査局)に摘発された。
シルクロードは2011年2月にDeep Web上に作られたマーケットプレイスです。Deep Web(深層ウェブ)上のヤフオクみたいなものです。

ただし、ヤフオクとの大きな違いは、シルクロードは薬物、銃、流出クレジットカード情報など違法なものや情報の取引に使われていたこと。もう一つは唯一の決算手段としてビットコインが使われていたことです。
この「シルクロード」というサイトは通常のホームページではなく、「違法薬物のアマゾン・ドットコム」という異名から分かるように、おおよそ考えうる違法薬物の全てが販売されていました。それらに加え、盗難品のクレジットカードや児童ポルノ、兵器、殺人の請負に至るまで非合法な商品や情報のやり取りもされていました。

運営者が逮捕されるも、「Silk Road2」が発足

Silk Roadと言うのは店名と同じサイト名で、Silk Roadは2011年1月にロス・ウィリアム・ウルブリヒトの手によって開設され、違法取引が行えるサイトとして作られました。こうしたサイトは、通常の手段では行きつく事のできない闇サイトで、Silk Roadは麻薬などの薬物を始め、銃や盗難品のクレジットカードや児童ポルノに兵器や殺人の請負に至るまで、ありとあらゆる非合法な商品や情報のやり取りがなされていたのです。更に問題となっていたのが、唯一の決算手段としてビットコインが使われていた事にありました。2013年10月にFBIの手によって摘発されますが、逮捕時には日本円に換算して約3億5000万円のビットコインが差し押さえられ、2年半の運営期間中に、約1166億5千万円相当の売り上げと、約77億8千万円相当の手数料を手に入れたとされているものです。
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もはや、いたちごっこって感じですね。
巨大な麻薬取引の温床として、世界中の犯罪者が利用していたシルクロード。摘発してみれば、たった一人のハッカーが運営しており、巨大な犯罪組織の姿はなかった。
シルクロードが閉鎖されてから約4週間後、ついに「シルクロード2.0」がDPRによって公開されました。シルクロード2.0は、シルクロードと同じロゴ・サイトレイアウトを持ち、「Tor」というソフトウェアを経由することでのみアクセス可能である点も同様です。そしてベンダー(売人)も旧シルクロードコミュニティからそっくりそのまま引き継いでいます。
これで一件落着するはずもなく、オリジナルのシルクロードが閉鎖された直後から、Silkroad2.0と総称される複数のサイトがDeep Webに復活し、現在もそれらのサイトは運営されているところもあります。つまり、オリジナルのものを潰したのはよかったのですが、「ビットコインによる違法物品、サービスの売買」というモデルがすでに世に紹介されてしまったため、いたちごっこになってしまっているのです。

逮捕されたのは運営者だけじゃない!捜査官も逮捕された!?

実はこの闇サイトSilk Roadは、立ち上げた当人が逮捕されたにもかかわらず、予告で再度の立ち上げを宣言し、1か月後にはSilkRoad2.0としてサイトを立ち上げてしまいました。当然摘発は免れませんが、サイト自体はいくつでも無限に作る事ができる為、現在いたちごっこの様相を見せています。しかし、このSilkRoadによる事件は、これだけでは無かったのです。実はSilkRoad摘発の経緯には、当然FBIが絡んでいましたが、この操作の過程でビットコインを着服している事実が発覚したのです。アメリカの連邦裁判所による経緯では、連邦捜査官がSilkRoadのカスタマーサービス担当者への尋問の際、管理システムへのアクセスパスワードを入手し、これを使いSilkRoad管理システムへアクセスし、パスワードを使い変更した上で、SilkRoadのウォレットから2万ビットコインを、取引所の自己口座へと移したとされています。
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捜査官まで悪さをするなんて...闇が深いですね。
米司法省は30日、仮想通貨「ビットコイン(Bitcoin)」の闇取引サイト「シルクロード(Silk Road)」の摘発に携わった覆面連邦捜査官2人が、大量のビットコインを詐取していたと発表した。
ショーン・W・ブリッジ捜査官は、今年3月末にコンピュータハッキングおよびマネーロンダリングの罪で起訴されていた。連邦裁判所によると、同氏は、シルクロードのカスタマーサービス担当者への尋問の中で管理システムへのアクセスパスワードを入手した。そして、シルクロードの管理システムへアクセスしそれらのパスワードを変更した上、シルクロードのウォレットから20,000ビットコインをマウントゴックスの自己口座へと移したとされている。
フォース容疑者は捜査の過程で、「シルクロード」を所有していた「ドレッド・パイレート・ロバーツ(Dread Pirate Roberts)」ことロス・ウルブリヒト(Ross Ulbricht)被告と連絡を取るため、暗号化ソフト「PGP」を使って未承認の偽装アイデンティティーを複数作成。このうちの1つを使い、ビットコイン25万ドル(約3000万円)相当と引き換えに、米連邦捜査局(FBI)の捜査から保護すると申し出た。
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