via frestocks.com
リップルコインの将来性は?
スタート以来ずっと1XRPが1.0円未満という低空飛行を続けていたリップルコインですが、ここへ来て大幅な上げ幅を記録して話題になっています。これは、3月末に大手メガバンク6行が次世代の国際送金サービスとしてリップルを採用することが、日本をはじめ世界でニュースになったことが、リップルの将来性に安心感をあたえたものと受け取った結果でしょう。
また、国内においては4月1日から仮想通貨法(「資金決済に関する法律の改正」)が施行されたことも大きいでしょう。これによって、これまで位置づけが曖昧だったリップルコイン(XRP)も仮想通貨として登録され、明確に資産として扱われることになりました。
5月23日現在では1XRP=32.9円となっていることから、リップル社が当初目標としてアナウンスしていた1XRP=1ドルというレートも現実味を帯びてきました。しかも、リップル社代表のクリスラーセン氏は「1XRP=1ドルだったらこの事業は失敗である」と述べていることからリップルコインのレートはまだまだ上げられるポテンシャルがあるとみているようです。
また、国内においては4月1日から仮想通貨法(「資金決済に関する法律の改正」)が施行されたことも大きいでしょう。これによって、これまで位置づけが曖昧だったリップルコイン(XRP)も仮想通貨として登録され、明確に資産として扱われることになりました。
5月23日現在では1XRP=32.9円となっていることから、リップル社が当初目標としてアナウンスしていた1XRP=1ドルというレートも現実味を帯びてきました。しかも、リップル社代表のクリスラーセン氏は「1XRP=1ドルだったらこの事業は失敗である」と述べていることからリップルコインのレートはまだまだ上げられるポテンシャルがあるとみているようです。
リップルコインのターゲットは個人ではなく金融機関
しかし、リップルコインの最終的な目標はレートではなく、ドルに変わる新たな基軸通貨になることと言われています。実際にリップル社は、さまざまな会社や金融機関と着実に連携し、存在感を強めていますが、一方で個人ユーザーのリップルコイン取引は制限するような動きもみられます。
当初はオフィシャルでリップル社オフィシャルのウォレットが設定されていましたが、2016年に廃止され、ウォレットは各取引所にまかされた形になっています。こうした動きからリップル社自身は、個人ユーザーの取引には関心がないのでは?と考えられます。
もともとリップルは、銀行間の送着信で機能するシステムであり、リップルコインはそのシステム上で使用するコインという位置づけです。投資目的の個人ユーザーに解放する意味はあまりないばかりか、むしろリップルコインが投機目的に買われ、レートが乱高下するような状況になるのは避けたいところでしょう。
リップルコインが安定性に欠けると金融機関間の仲介通貨として使いづらくなる可能性もあり、リップル社自身もwebで投機目的での購入を注意するアナウンスを行っているほどです。
当初はオフィシャルでリップル社オフィシャルのウォレットが設定されていましたが、2016年に廃止され、ウォレットは各取引所にまかされた形になっています。こうした動きからリップル社自身は、個人ユーザーの取引には関心がないのでは?と考えられます。
もともとリップルは、銀行間の送着信で機能するシステムであり、リップルコインはそのシステム上で使用するコインという位置づけです。投資目的の個人ユーザーに解放する意味はあまりないばかりか、むしろリップルコインが投機目的に買われ、レートが乱高下するような状況になるのは避けたいところでしょう。
リップルコインが安定性に欠けると金融機関間の仲介通貨として使いづらくなる可能性もあり、リップル社自身もwebで投機目的での購入を注意するアナウンスを行っているほどです。
リップルコインには将来性があるが投資先には?
これまで見てきたように、リップルコインはビットコインを初めとした他の仮想通貨とは性質がかなり違うことは理解できたでしょうか。
リップル社はリップルコインのバリューを高めるべく、さまざま金融機関などとこれからも連携を進めていくでしょうし、それにつれてレートが上がっていく可能性は多いにあります。
しかし、個人の投資先としてみると、リップル社が突如個人投資家をなんらかの手段で閉め出すといったこともないとは言えないため、ある程度のリスクは見ておいた方が良いでしょう。
リップル社はリップルコインのバリューを高めるべく、さまざま金融機関などとこれからも連携を進めていくでしょうし、それにつれてレートが上がっていく可能性は多いにあります。
しかし、個人の投資先としてみると、リップル社が突如個人投資家をなんらかの手段で閉め出すといったこともないとは言えないため、ある程度のリスクは見ておいた方が良いでしょう。
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