2017年3月15日 更新

初心者にもわかりやすく!ビットコインの仕組みを徹底解説!

ビットコインは実際の通貨と違い、目に見えないことから、初心者にとっては分かりづらい面もあります。ビットコインのシステムや使い方などについて、分かりやすくかみ砕いて解説いたします。

■そもそも仮想通貨って何なの?

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仮想通貨はリアルマネーと対比される概念で、文字通り「目に見えないお金」を表します。目に見えないお金というのはデータとしてのみ存在するという意味で、現実の通貨のように紙幣や硬貨という形での実体をもちません。実体をもたない、つまり目に見えないお金であるがゆえにその仕組みがわかりにくく、初心者のなかには「仮想通貨はこわい」と漠然と思っている人も多いようです。

反対に仮想通貨擁護派の人たちは実体をもたないことをメリットととらえ、「仮想通貨は流通が容易で利便性が高い」と主張しています。仮想通貨の第一の利点は、現金を持ち歩く必要がなくなることです。その仕組みは、専用カードに仮想通貨をチャージしておけば、カード1枚で買い物やサービス料金の支払いなどが可能になります。Suicaなどの交通系ICカードが急速に普及したのも、手軽に使えるという利便性が影響していると考えられます。交通系ICカードは投資用としては使えませんが、決済専用仮想通貨と考えればビットコインなどと同列に扱うことができます。
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仮想通貨を日常的に使うもうひとつのメリットはポイントです。仮想通貨のなかには企業が発行するポイントカードと連動しているものが多く、系列の仮想通貨を決済に使うことで支払った代金のうち何%かがポイントとしてチャージされます。ポイントは特定の交換所で仮想通貨と交換できるため、ポイントを貯めることは仮想通貨を入手することと同じであると考えることができます。日本国内においてはポイントのお得さを期待して仮想通貨を保有している人も多いようです。

投資用としての側面に目を向けた場合、「国外への送金が容易である」というメリットがあります。仮想通貨は原則として個人間での取引が中心となるため、その分送金にかかる手間が省けるのです。オンライン上で簡単にまとまったお金のやりとりができる特性を活かし、国をまたいで営利活動を行うグローバル企業ではすでに仮想通貨による取引をビジネスモデルに組み入れるなど、現金にかわる次世代通貨として大いに活用しています。

■ビットコインが発展途上国で普及している背景とは

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日本国内においてはプロの投資家向けのイメージがあるビットコインですが、海外では現金と同等の力をもつ通貨として日常レベルで利用されています。とくに発展途上国での普及率はきわめて高く、公共料金の支払いをビットコインで受け入れるなど、仮想通貨を暮らしの中心に据える国も増えています。

発展途上国においてビットコインをはじめとする仮想通貨が急速に普及している背景として、国家そのものの不安定さが挙げられます。発展途上国はどうしても国家運営の基盤が脆弱になりがちで、その不安定さゆえに極端なインフレを繰り返している国も少なくありません。そうした国では政府が発行するリアルマネーの信頼性は必然的に低くなり、かわりに流通面で融通のきく仮想通貨が力をもつことになります。仮想通貨さえもっていれば、万一リアルマネーの価値が暴落し紙きれ同然になっても日々の暮らしにはとりあえず困らない、というわけです。

もちろん、仮想通貨もお金であることに変わりはなく、ある日突然まったくの無価値になることも充分に考えられます。こうしたリスクにそなえ、資金力に余裕のある人はいくつかの仮想通貨を使い分け、その時々でレートの高い通貨にリアルマネーを交換しておくことでリスクヘッジを行っているようです。ビットコインの普及の裏には、国家への強い不信感があるのです。

■ビットコインが画期的と評価される理由

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毎年膨大な種類の仮想通貨が発行されるなかで、ビットコインはとくに画期的で安定した通貨としてプロの間でも高く評価されています。

その理由のひとつは、「ブロックチェーン方式」です。顧客の取引データを安全に管理するために開発されたアルゴリズムで、現在では多くの仮想通貨で採用されています。毎秒単位で発生する取引データはまずプログラムによってブロックとよばれるいくつかの単位に分割され、それが顧客ごとに蓄積されていきます。新たな取引データが送られてくると過去のブロックと瞬時に関連づけられ、適合するブロックの後ろに追加されます。ブロック化された取引データが鎖のようにつながっていくイメージが「ブロックチェーン」の由来です。

セキュリティの保持に暗号化方式を導入しているのも画期的といわれる所以です。ビットコインにおいては公開鍵と秘密鍵方式が採用され、安全性と機密性の高いシステムとして注目されています。公開鍵はデータの送信先にわたり暗号の復号化に使われますが、秘密鍵はデータ発信者が保管し、決して公開されることはありません。二重の暗号化によってデータのセキュリティが保たれるため、不正アクセスがきわめて入り込みにくい仕組みになっています。ビットコインは今や世界的に数十億円規模の市場となっており、その需要は今後もますます拡大していくと予測されています。
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