2017年10月27日 更新

中国に集中する大規模な仮想通貨マイニング工場

中国は電気代が日本の半分程度と安く、法定通貨への信用度が低いこともあり、大規模な仮想通貨マイニング工場が増えています。ビットコインのマイニングに関しては、世界の大部分を中国が占めていると言われています。

ビットコインのマイニングは中国に集中

ビットコインのマイニングは中国に大部分が集中していると言われています。
そしてそれは、個人によるものではなく、マイニングを事業とする法人によって行われています。
現在のように仮想通貨が世の中に広まる前は、一般の個人のパソコンでもビットコインのマイニングを行うことは可能でしたが、現在は競争が激化し、高性能なコンピュータを使う必要があるため、個人では不可能な規模になってきています。
それでは、なぜマイニング工場が中国に集中しているのでしょうか?
ビットコインのマイニングに使う高性能なコンピュータは消費電力が大きく、また発熱量も大きいためエアコン等で冷やす必要があり、膨大な電気代がかかります。一方で中国では電気代は日本の半分程度と安く、マイニングをする際に利益が出しやすくなっています。
また、中国は通貨である人民元に対する信用度が低く、ビットコインなどの仮想通貨に興味を持つ富裕層が多いのも理由の一つと言われています。
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Bitmainの世界最大規模の仮想通貨マイニング工場

Bitmainは、中国の北京に拠点があり、ビットコインネットワークの処理能力の4%以上を占めているマイナーです。
中国の北部にある、内モンゴル自治区のオルドス郊外には、Bitmainによる世界最大規模の仮想通貨マイニング工場があります。
その建物は、2014年の石炭の採掘ブームの時に建てられた工場で、建設途中で放置されていましたが、その建物が2015年にBitmainにより買い取られて仮想通貨のマイニング工場になっています。
工場には建物が8棟あり、コンピュータは25000台もあり、24時間365日稼働を続けています。それを50人のスタッフが管理しています。
このマイニング工場で使われる電力量はかなりのもので、石炭火力発電所からの電気でまかなわれていますが、1日の電気代は約425万円にものぼります。
マイニングは、これだけのコストがかかりながらも、十分な利益が得られる事業です。
2017年8月の時点で、1BTCあたり約4,000ドルのビットコイン価格では、1日に約700ドルのビットコインをマイニングできるとのことです。
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