2016年4月19日 更新

ブロックチェーンはビットコインの根幹であり、信用の要!

金融庁は資金決済法を改正して、仮想通貨ビットコインを「貨幣」であると認定しました。この日本のスピーディな決定には、ビットコインの根幹である「ブロックチェーン」が大きく寄与しています。一体「ブロックチェーン」とは何なのでしょうか?

ビットコインの根幹「ブロックチェーン」こそ信用の要。

わずか2年前には、ビットコインを通貨ではなくモノであるとの見解を示した日本政府ですが、
この度(2016年3月4日)、ついにビットコインを「貨幣」であると認定しました。

フィンテックの発展を見据える政府や大手企業が次々とビットコインに参入していますが、
その信用の要となるのがビットコインの根幹「ブロックチェーン」です。

今後、決済などでも利用する機会が増えると予想されるビットコイン。 その暗号通貨の仕組みであるブロックチェーンをざっくりと理解しておくことが必要なようです。
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ブロックチェーンを簡単にわかりやすく説明すると?

ブロックチェーンというのは、いつ誰が誰にいくらのビットコインを送ったか?という記録が残っている取引台帳(データベース)のことです。

その取引台帳はビットコインネットワークに参加する世界中の人たちのコンピューターにインストールされた「ビットコイン・コア」で分散管理されています。

既存の記録(ブロック)に新しい記録を追加するときに、チェーン状に次から次へと追加していくことから"ブロックチェーン"と呼ばれています。
ブロックチェーンとは?

では、ブロックチェーンとはどういう仕組なのかというと、簡単にいえば、皆で監視しあう分散型のシステムです。

世界中のパソコンがネットでつながっておりますので、そこに暗号データを分散して点在させておくことで、一部のパソコンやサーバがハッキングにあっても、データそのものは残るし、監視運用の中、再構築することができます。

ブロックチェーンを破壊するには、世の中のすべての国のパソコンやサーバを一気に破壊しなければなりません。

ブロックチェーンを使えば、一部の権力者に支配されることはありません。

ブロックチェーン以前の世の中では、貨幣は国の支配下のもと国民が利用していましたが、ブロックチェーン以後の世界ではその必要がなく、安心して世界中の人と自由に取引することができます。

ブロックチェーンの大きなメリットとは?

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ブロックチェーンの特徴、優れた点

ブロックチェーンがこれだけ注目され、関連銘柄が急騰を見せるのはそれだけ大きなメリットがあるからです。 ビットコインの話でセキュリティ面、コスト面で大きく優れた点があることを説明させていただきましたがここで簡単にまとめておきます。

●データ改ざんができない
公開鍵暗号技術を用い、ネットワーク上に分散されたデータを改ざんすることは物理的に不可能となります。

●コストの削減
中央集権的な役割を必要としない為、管理コスト、運営コストを省くことができます。

●ゼロダウンタイム
システムで言う「落ちる」「ダウンする」ということがないのも大きな特徴。 ブロックチェーンで繋がれたそれぞれのシステムがバックアップの役割を果たす。

その他にも細かい利点はありますが大きくはこの辺がブロックチェーンの特徴、優れた点かと思います。

ブロックチェーン技術のまとめ

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ビットコイン=ブロックチェーン

では、誰がビットコインの流通を把握し、その価値を認め、売買を管理しているのか?

それはビットコインを持つ全ユーザーなのです。 それぞれのコンピュータがビットコインの流れを常に監視し、不正な動きがあれば警告を出し取引できないようにする、これがビットコインの仕組み、ブロックチェーンの仕組みということになります。ビットコインをハッキングし、不正に書き換えを行おうとするならばビットコインを扱う全パソコンを一斉に書き換える必要があり、物理的に不可能ということになります。

ブロックチェーンとは一箇所(中央集権)での処理を行わず、分散(非中央集権)作業とすることでセキュリティを強化し、運用コストをほぼゼロにするということを可能とした画期的な技術ということになります。
ブロックチェーン技術が期待される理由

ブロックチェーンとは、仮想通貨ビットコインで使われている、分散型で合意形成や取引の監査証跡管理を可能にする技術。

NRIがリリースとともに解説した資料によると、「“信頼できる第三者”を介在させずに複数のコンピューターが分散型で合意形成し、暗号署名しながらブロック単位で複数のデータを処理する。 ゼロダウンタイムと、改ざん不可能なセキュリティを確保できる点が特徴で、全ての取引の監査証跡管理も可能」だという。 加えて、「改ざんが非常に困難」であり、「実在証明が可能」で「一意の価値移転が可能」といった特徴を備えているという。

ブロックチェーン技術は、こうした特性から金融取引だけでなく、IoT(Internet of Things)デバイスなどの情報を安全に通信したり、保全したりする際にも役立つと考えられている。

なお、Linux Foundationも大手IT企業らと共同でオープンソースの分散台帳フレームワークの開発を発表しており、ブロックチェーン技術の企業への展開を目指している。

ブロックチェーン技術は多くの分野で活用されている

ブロックチェーン・テクノロジーは、ビットコインの根幹技術として知られていますが、
他にも応用範囲が広く様々な分野で活用され始めています。
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ブロックチェーンは無限の可能性を秘めている

ただ、ブロックチェーンに書き込む内容はビットコインの取引だけとは限らない。 冒頭で紹介したように、ブロックチェーン技術に企業が注目するのは汎用性が非常に高い技術だからだ。

ブロックに書き込む内容はA社とB社の契約でもいいし、本店と支店間の資金のやりとりでもいい。 あるいはアメリカのナスダック市場が取り組んでいるように株券の取引でもいい。 非常に大きな可能性を秘めているため、ブロックチェーンはビットコインに限らず、さまざまな分野で大きな期待を集めている。
ビットコイン以外のブロックチェーンの活用例

・有価証券の移転
・土地の移転
・スマートコントラクト(契約書)
・公的証明(登記・証明書)
・銀行ネットワークの補完

ブロックチェーン関連企業の株価が急騰している。

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ビットコインのキーワードは「ブロックチェーン」

さくらインターネットやオウケイウェイブ、インフォテリア、ロックオン――こうした会社に共通する要素がわかるだろうか?

いずれも「プライベート・ブロックチェーン」のサービスを提供するテックビューロとの提携を発表し、2016年初頭に株価が急騰した企業だ。「ブロックチェーン」はビットコインの根幹をなす技術。 ビットコインを投資対象として見るだけならば理解しないでもいいかもしれないが、その概要を知っておけば、「なぜビットコインがこうも注目されるのか」をより腑に落ちてくるだろう。
テックビューロ株式会社は、日本で唯一ブロックチェーン技術を開発し、『mijin』というプライベートブロックチェーンサービスを提供している企業です。

さくらインターネットとの提携では「mijinクラウドチェーンβ」のサービスを、
インフォテリアとの提携では「mijinアダプタ」の開発と発売、という風に、
ブロックチェーン技術は様々な分野に活躍の場を広げています。

日本におけるブロックチェーンの先駆者的存在であるテックビューロについて、もう少し見ておきましょう。

テックビューロについて。

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テックビューロ - the Crypto-Fintech Lab.

暗号通貨とそこから生まれたブロックチェーン技術。 それらを活用し御社をサポートするテクノロジーラボです。

ビットコインなどの暗号通貨を取り扱う為替APIから取引所、ブロックチェーン技術開発までを承っております。

日本とシリコンバレーのテクノロジービジネス経験者チームが、御社とフィンテックの融合をお手伝いします。
ビットコイン=ブロックチェーンといえるほど、ビットコインの根幹であるブロックチェーン。
概要を理解すれば、ビットコインがなぜこれほど注目を集め、
この度日本政府も貨幣として認定するに至ったのかが、概ね納得できるのではないでしょうか。

これからのビットコインとの関わり方を考える上でも、
ここで、ビットコインのメリット・デメリットについておさらいしておきたいと思います。

ビットコインのメリット・デメリットをおさらい。

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ビットコインを使うメリット

1. 個人間で文字通り「直接」送金ができる
一般的な通貨で送金を行う際には、銀行などを仲介する必要があります。 しかし、ビットコインの場合には、個人間が直接支払うことができます。 ビットコインを使うメリットとして、直接会って財布からお金を出して支払うのと同じように、ビットコインを使えば直接相手にお金を支払うことができるのです。

2. 手数料が無料か格安
仲介する組織が存在しないので、基本的には手数料を払う必要がありません。 これは個人間の少額な支払いにおいては、非常に重要な特徴です。 銀行送金でも、クレジットカード支払いでも、一定の手数料が存在します。 そのため、少額の商品の売買が難しくなったり、ビジネスの利益率が下がったりします。 ビットコインは、その最大のメリットとも言える直接送金のしくみのおかげで、従来の手数料の概念を覆した決済を実現するのです。

3. 制限が存在しない
ビットコインでの決済は銀行を経由した決済では無いので、煩わしい手続きや制限が存在しません。 お金の流通が、より自由に行えるようになります。 また国によって通貨の単位が異なるといった特徴もありませんので、ビットコインを使えば、世界中で同じ通貨が利用できるというメリットがあります。 そのためにはもっとビットコインが広まって、ビットコインでの支払いを受け付けるお店が増える必要がありますが、いまでもすでにビットコインでの決済が可能なお店は世界中に存在します。
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ビットコインを利用するデメリット

●デメリット1:投機的側面がある
ビットコインは暴騰暴落を繰り返しているため、価値の保存に向いていないと言う人もいます。 一時期は1BTC(ビットコイン単位)が13万円近くありましたが、暴落して3万円以下になったことさえあります。

●デメリット2:国による価値の担保はない
国による担保がありません。そのため、仮想通貨に何が起きようとも国は補償してくれません。

●デメリット3:匿名性がありマネーロンダリングの可能性も
銀行口座と違い、ビットコインには匿名性があります。
そのため、テロ組織集団がマネーロンダリングとして活用する恐れがあります。

●デメリット4:相続出来ない可能性がある
万が一、突然の事故や病気で亡くなってしまったら相続ができなくなってしまう可能性があります。
ビットコインは秘密鍵というものがあり、セキュリティが強固になっているためしっかりとした共有が大事なのです。

●デメリット5:採掘には時間と労力そして、費用がかかる
まだまだ歴史の浅い仮想通貨ビットコイン。
刻々と状況は変化しており、今後の動向を見守っていきたいところです。
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Michiru Michiru