2016年2月23日 更新

【マイク・ハーンショック】に見るビットコイン財団の姿

2016年が始まった1月、ビットコイン市場に動揺が走りました。マイク・ハーン氏による「BItcoin XT」や、ビットコイン財団に対して対立関係が表ざたに。ビットコイン財団は「分散化された通貨」であるビットコインの普及するために非営利団体としてこの世に誕生しました。そんな財団はいま、財政難を抱えています。マイク・ハーン氏とビットコイン財団に起こった出来事を中心に何が起こったのかを調べてみました。

ビットコイン財団とマイク・ハーン氏

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2012年に設立されたビットコイン財団は、分散化というビットコインのエコシステムにおいて権力を集中させているとして、常に物議を醸してきた。ジェンセン氏はコア開発に投資するという財団の任務を強く批判してきた。彼はそこで、マイク・ハーン氏のライトハウス・プロジェクトに50,000ドルを授与し、そのプロジェクトが財団に取って代わるものになるよう期待を込めた。さらに最近、彼はビットコインの開発から財団を分離させることを約束したプラットフォームにおいて、役員に選出された。
2012年に設立されたビットコイン財団は、分散化というビットコインのエコシステムにおいて権力を集中させているとして、常に物議を醸してきた。ジェンセン氏はコア開発に投資するという財団の任務を強く批判してきた。彼はそこで、マイク・ハーン氏のライトハウス・プロジェクトに50,000ドルを授与し、そのプロジェクトが財団に取って代わるものになるよう期待を込めた。さらに最近、彼はビットコインの開発から財団を分離させることを約束したプラットフォームにおいて、役員に選出された。
オリバー・ジェンセン:(オリビエ・・ジャンセン/Olivier Janssens)企業家。

マイク・ハーン氏を支援していたオリビエ・ジャンセン氏財団を去る

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ビットコイン・ファウンデーション(Bitcoin Foundation)の委員であるジム・ハーパー氏とオリビア・ジャンセン氏が、12月に今後の活動に関する意見の不一致によって辞職しこの機関から除名された。…

12月15日、委員の間で組織を解散させるべきか長時間にわたる議論があり、ハーパー氏とジャンセン氏の両氏とも組織を解散させることを勧めていた。声明の中で、ビットコイン・ファウンデーションの副理事長でビットコイン取引所BTCCの最高顧問でもあるボビー・リー氏は、話し合いの結果ハーパー氏の決断は妥当であるとして辞任を容認した、と伝えた。

長い間組織のあり方を問題視してきていた委員の一人であるジャンセン氏がリー氏の決断によって組織から外された事はさらなる物議をかもした。…

ジャンセン氏は、歯に衣を着せない発言や態度、また同組織の財政面の問題を伝えようとした彼の過去の試みなどから、委員達との温度差がある事を長い間感じていた。「私は最初から組織の中で邪魔な存在であり、委員会も私を解任するタイミングを見計らっていた。」と…

長い間この組織の世界政策顧問を務めていたハーパー氏は組織のビジョンには不足な点がある事を訴えたが、それは必ずしも同組織の新理事長であるブルース・フェントン氏や理事の責任ではないとも語った。
「組織にはビジョンが長い間ない状態だった。この組織はしっかりと組織化されておらず、今にして思えば不安定な状態だった。十分な変化も無かった。」と同氏は話す。「しかし、私はビットコインのコミュニティーはまだユーザーにとってしっかりとしたアドボカシ―の団体が必要だと思っている。」
ボビー・リーの判断に対して、理事長であるピアース氏のほかにマルカ氏とマッカーレー氏も賛同しています。

組織の透明化を願う二名を除名した副理事長

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Bobby Leeという中国人がBTC Chinaという世界最大の取引所を経営してます。彼のお兄さんはCharly Leeで、Lite Coinの発明者です。BobbyはStanford卒、CharlyはMIT卒です。彼等の存在やスピーチは中国本土に大きな影響力あると推測してます。

私のこれまでの調査では、カナダ、アメリカ合衆国、イギリス、イスラエル、ドイツ、アルゼンチン等が、開発、市場共に先行しているという印象です。数学、物理、コンピュータサイエンスに強い人材が、開発人材という意味で、東欧、ロシアの存在感も感じます。
ボビー・リー氏(Bobby Lee/李宝智)法名(旦真南杰)
BTC ChinaのCEO(最高責任者)、BTC Chinaとは最も古い中国においてのビットコイン取引所。
世界のビットコインのマイニング・パワーの過半数を中国の中でも、有数の採掘大手。
中国系シンガポール人、日本の舞台ステージ、特に照明などの造詣が深い。

BTC ChinaのCEO、ボビー・リー氏の過去の言動等

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徹底的にボビー・リーの最高経営責任者(CEO)によって説明ビットコインは、フィアットの通貨のための準備通貨であると態勢を整えてい啓示だったBTCC 、中国で最初のビットコイン交換。 背景情報として、リーはお金と通貨が同じではないことを説明しました。 そして、彼はビットコインが初めて成功したデジタル通貨であることを聴衆に思い出させました。 循環は、それが誰か何かによって集中されていない、2100万に制限されている、と。 彼はまた、ビットコインは現金のように、匿名の擬似されていることを指摘しました。

ビットコインはお金のすべての完璧な機能を備えていますなぜ李氏は説明しました。 彼は金とビットコインは、これらの特性を持っているという事実に注目を集めました。 そして、そのため、「ビットコインは、世界的にデジタル通貨準備金としての役割を果たすことができる。」
中国人民銀行が民間の決済処理機関がビットコインの交換取引を行うのを禁じた疑いがもたれたが、[46] BTC China の発表によればこれは正しくなく、民間決裁処理機関は自発的にサービスを取りやめたという。
これは2013年12月に、突如として人民銀行や百度によるビットコインの規制に対しての反論。
BTC ChinaやそのCEOであるボビー・リーが中国政府によりビットコインへの規制等に対して、否定をしていますが、シャドーバンキングによる影響を懸念しての対策等、元と中国株安で中国の資本流出問題が取りざたされ中、中国はビットコインに変わる仮想通貨を作ることを発表知ったばかり、彼や彼がCEOを務める中国政府に配慮しすぎた発言は非常に気になるところです。
大手の取引所としては、ビットコインの価格の急な下落を懸念しての発言かもしれませんが。

ボビー・リー氏が2名の除名に直接的に関わっているかは不明ですが、背景にどんな働きがあったのか憶測で語ることは適切ではないでしょう。

ただ一般的な見方として中国政府による度重なる企業家を巻き込んだ言論統制、企業家等の拉致監禁、あるいは政府の度重なる誘導などを目の当たりにすると、何らかの力がボビー・リー氏を通して発動したように見えると言うのは言い過ぎでしょうか……

マイク・ハーン氏が告発した背景?

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ハーン氏は失敗の主な原因として、ブロックチェーンの過半数を管理している中国のデータセンターや一部の「権力者」を保護するために、ブロックサイズ(キャパシティー)の引き上げに消極的なコミュニティーの姿勢を挙げている。
現在、ブロックの上限は1MBであり、4〜7 transactions/secが処理量の上限である。Visaカードは、2000 transactions/secであり、地球上の多くの人がビットコインを少額決済に使い始めると、手数料の少ない取引は、後回しにされたり、場合によってはオーファンと言って、認証されない可能性も…

そこで、ブロックサイズの上限を上げるという考えは多くの人が持っていた。
ビットコインのコア開発者として有名なのが、Gavin, Mike, Peter, Jeff, Greg, Adam等。

Bitcoin XT支持者にDDoSアタックが

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…かつてグーグル本社のディベロッパーとして従事し、その後フルタイムのビットコインコア開発者に転身したイギリス人の開発者、マイク・ハーン氏だ。同氏はギャビン・アンドレセン氏と共に昨年8月にビットコインコアのフォーク「Bitcoin XT」をリリースした後、R3Cevのメガバン・コンソーシアムの一員としてブロックチェーンの開発に取り組んでいる。

ハーン氏がブログポストした主張によれば、ビットコインの失敗はコミュニティに起因するものだという。開発者、マイナー、行き過ぎたモデレーションが、「決して潰えないというビットコインの分散性を毀損している」と話す。…

ブロックサイズを引き上げると、中国奥地に設置されたマイニング専用のデータセンターは大きな影響を受ける。ブロックサイズが引き上げられると、そ比例して通信量が増えるためだ。こうした地域のインターネット回線はISDNのような速度しか出ないため、回線が整備された他の国々のマイナーよりも不利になる。ハーン氏の言葉を引用すれば、「ビットコインは分散的と謳いながらも、ほんの一握りの人々によって管理されている」ということである。…

Bitcoin XTを支持したマイニングノードやスタートアップのウェブサイトに対して、組織的なDDoSアタックが行われていたとハーン氏は語る。Coinbaseもその被害者の一人だ。
【DDos攻撃】

読み方は「ディーディーオーエス攻撃」といい、「Distributed Denial of Service attack」の略となってます。

上述している「Dos攻撃」の進化版と言えるでしょう。

「Dos攻撃」では、ハッカーのマシン(PC)から直接、対象のWebサイトへトラフィックを大量におくる方法ですが、
「DDos攻撃」では、ハッカーが多数の無関係なコンピュータに侵入して、それらのコンピュータから一斉に、対象のWebサイトへトラフィックを送る仕組みになります。
ビットコインのコア開発中心メンバーを辞めてしまったマイク・ハーン氏ですが、「Bitcoin XT」には関わっていくそうです。また共に開発を行ったギャビン・アンドレセン氏が後を引き受けてくれるそう。

またスケーラビリティ問題に関してBitcoin XTでは解決しないという技術面での反対意見もあります。
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