2016年1月7日 更新

ビットコインの弱点、51%攻撃って何?

皆さんは51%攻撃ってご存知ですか?

【51%攻撃】は、不正な二重支払いなどを可能にしてしまうことから問題視されています。
ビットコインの信頼性を揺るがしかねないこの問題、実際に起き得るのでしょうか?
今回はそんな51%問題についてまとめてみました。

51%攻撃って何?

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ビットコインの信頼性に関わる問題です。
悪意のあるグループまたは個人により、ネットワーク全体の採掘速度の51%(50%以上)を支配し、不正な取引を行うことです。これにより二重支払いが可能になるため、「二重支払い攻撃」とも言われます。
ビットコインなどの「Proof of Work」のアルゴリズムを採用している仮想通貨は51%攻撃の対象となる。

ビットコイン・ネットワークで51%を超える採掘速度を確保するには非常にコストがかかるため、現実的には行うのは難しいとされているが不可能ということではない。

ビットコインのProof of Workシステムとは何か - Genx Notes

ビットコインのProof of Workシステムとは何か - Genx Notes
Proof of Workシステムについてはこちらで詳しい説明がなされています。

51%攻撃でどんな問題が起きるのか?

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「ジー・ハッシュ・アイオー(Ghash.I.O.)」という名前のビットコイン採掘プールが最近、数度に渡って51%以上のハッシュレートを達成した
なぜこれが問題かというとBitcoinの信頼性はネットワークに参加するコンピューターの計算能力によって担保されているため、一つのマイニングプールの計算能力が過半数を締めると、理論的には通貨に対する攻撃が可能になるためです。

50%以上の計算力を持った攻撃者はやろうと思えば、トランザクションの改変や妨害など様々攻撃が可能になるということ
51%攻撃でできることとして、

・トランスアクションが承認されるのを防ぐ

・過半数のハッシングパワーを持っている間、自分のトランスアクションを取り消すことができる(2重支払い)

・マイニングにより得られる10分に一度のブロック報酬(25BTC)を全て自分のものにすることができる。
もし51%攻撃が常態化し、送金がいきなり消されたり、2重支払いが多発したりすれば、ネットワーク自体は破壊されなくても、ユーザーの信頼は低下しビットコイン価格は暴落すると考えられます。

ビットコイン取引(トランザクション)の仕組みとは | ビットコインニュース情報

ビットコイン取引(トランザクション)の仕組みとは | ビットコインニュース情報
ビットコインの取引(トランザクション)とは、ビットコインの財布(ウォレット)で入出金をすることです。 取引はセキュリティのため電子署名が付けられています。 行われた取引はネットワーク参加者全員に公開され、履歴はそのビットコインの発行元までさかのぼることができるのです。

51%攻撃は現実に起き得るのか?

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ビットコインの信頼性は損なわれてしまうのでしょうか
通常、50%以上の採掘速度を確保するのは非常に高コストであるため、現実的には難しいとされていますが、2013年12月には、Ghash.ioというビットコインのマイニングプールの採掘速度が50%を超えそうになり、この51%攻撃が大きな話題となってビットコインの値も下がりました。
今回、問題にされているジー・ハッシュ・アイオーは「うちはそんなイカサマはやらない」と言っていますが、こればっかりは後にならないと不純なニセ通貨が混入されたかどうかはわからないと思います。
傾向としてビットコインの採掘作業がマイニングプールと言った形でグループ化されてきている。すると、電気代が安い国のマイニングプールがビットコインの採掘量のシェアを伸ばすことができるため、いつか51%攻撃が起きてしまうことが懸念されている。
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ハルキ ハルキ