2017年4月13日 更新

ビットコインは参加者数、取引数ともに拡大している!

これまでにビットコインは何度か痛みを経験してきました。今もまだ痛みは増していますが、それでも、ビットコイン・ネットワークの参加者数や取引数は拡大を続けています。それは一体どうしてなのでしょうか。現況を詳しくみていきたいと思います。

ビットコインはこれまでに「痛み」を経験し、今も痛みは増している

ビットコインは、2009年にこの世に出て間もない仮想通貨ですが、その認知度では群を抜いていると言えます。しかし、そのビットコインはこれまでに数々の痛みを経験し、今もなおその痛みは増していると言えるでしょう。日本でもビットコインの事が良く知られるようになったのは、2014年に起きたマウントゴックス社の事件によって思わぬ話題の広がりを見せ、ビットコインの怖さだけが独り歩きをしてきました。海外でもこのビットコインがらみの事件も多く、違法ドラッグをネット上で取引する闇サイトがFBIによって摘発を受けたり、サイバー攻撃によってビットコインが盗まれたという事件も後を絶ちません。またマネーローダリングや、テロ組織などの裏社会とのつながりもあったといいます。
違法ドラッグをネット上で取引していた闇サイト「Silk...

違法ドラッグをネット上で取引していた闇サイト「Silk Road」

あらゆるテクノロジーにつきものであるが、痛みは増している。 初期のビットコインは非効率な企業で管理もお粗末だった。

Mt. Goxでは個人投資家が総額で何億ドルもの損失を被った。 Silk Roadなどは、ビットコインの唯一の用途は麻薬だと人々に信じさせた。
Mt. Gox事件

Mt. Gox事件

ビットコインは生まれて7年ほどですが、これまでに何度か大きな「痛み」を受けています。

日本では、2014年にビットコインや取引所・交換所の名前を
あのマウント・ゴックスの事件で始めて聞いたという人が少なくありませんでした。
その結果、不幸にもビットコインや仮想通貨全体に対して、
すっかり「怪しい」イメージがついてしまったようです。

また、違法ドラッグをネット上で取引する闇サイト「Silk Road」がFBI(米連邦捜査局)に摘発され、
サイト運営者が逮捕されるという事件がありましたが、
この薬物取引で使用されていたのが仮想通貨ビットコインでした。
当時の市場取引価格が「Silk Road」の影響を強く受けていたことも判明しています。
当然、ビットコインそのもののイメージダウンも深刻でした。

ビットコインが直面している「構造的危機」とは?

ビットコインのネットワークの特徴は、優秀なセキュリティであるブロックチェーンの技術を用いて守られているものです。ビットコインのユーザー達はネットワーク上にあり、全てのコンピュータで取引の検証作業を行っていくというものですので、取引台帳の側面を持つブロックチェーンから、どのアドレスにビットコインがどのくらいあるか調べる事もできるのです。実際に日本でも、マウントゴックス社の事件以来、ビットコインに関する危険性がユーザー達にも広まりましたが、2014年の事件後の2016年では、逆に利用者数の方はかなり増えており、その伸び率も倍以上になっているという現状があるわけです。しかし、一般的にはまだまだ浸透しているとは言えませんので、逆にまだまだビットコインに対する伸びしろが、充分にあるという事になります。
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ビットコインは現在『構造的危機』に直面していると言われ、コミュニティーが真っ二つに分裂している。
ビットコインのブロックサイズについて論争が起きているのだ。

●ブロックとは?

ブロックとは取引をひとまとめにしたもので、承認され、後にビットコインの誰でも見ることの出来る元帳(ブロックチェーン)にシェアされる。

●ブロックがいっぱいになってしまうと何がマズいのか?

取引の未処理分がネットワークの妨げになってしまうという心配がある。 こうなってしまうと、いくつかの取引に大幅な遅延が発生したり、いつまで経っても承認されない可能生が出てくる。

●なぜブロックサイズを大きくしないのか?

ビットコインのコア開発者Gavin AndresenによるBIP101という提案があり、これは現在Bitcoin XTクライアントでテストされている。 

抜本的で危険とし、XTに賛成しない開発者も多く存在している。
ビットコインは今、別の「痛み」を経験しています。
確かに構造的危機に直面しています。
にもかかわらず、ビットコイン市場は活況を呈しているようです。

それでもビットコインは成長を続け、拡大している!

2020年に招致の決定した東京オリンピックですが、日本の首都である東京で行われるのは1964年以来、半世紀以上経つ事になります。1964年に開催された東京オリンピックは、戦後の高度成長期にあたり、空前のオリンピック景気をもたらしてくれました。現在多くのオリンピック施設が建造中ですが、当時のような景気が再びやって来るか疑問の余地もありますが、好景気になる事だけは間違いのないところでしょう。ビットコインのいくつかのメリットに、海外の貨幣をいちいち両替しなくても良いという利点があり、これはそうした銀行などの両替商に行かなくとも、瞬時にご自分のスマートフォンなどを使ってできます。また支払いも即座に行われる為に、待ち時間を短縮できることもあり、海外から来られる観光客はこうしたビットコインの需要を高めてくれる事も予想されます。
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それでもビットコインは成長を続け、こうしたネガティブな見方は変化している。 古い取引はなくなっているか、なくなりつつある。 Coinbaseなど、新しい段階にある取引方法ではセキュリティと規制を重視している。 何百万ドルもの資金がセキュリティ分析や規制マネジメントの人材に投資されている。 

それに加えて、ネットワークの参加者数や取引数は拡大を続けている。 Purse、ChangeTipやZapChainといった企業はこのテクノロジーで実際のユースケースを提供している。 Purseを使えばAmazonで商品を購入できるほか、ChangeTipでは少額決済、ZapChainではレベルの高いディスカッションを促すことが可能となる。
ビットコインのネットワークは「ブロックチェーン」の技術を用いて
皆(ネットワークのすべてのコンピュータ)で取引の検証作業を行っていくというものであり、
取引台帳(ブロックチェーン)から、どのアドレスにビットコインがどのくらいあるか調べる事もできるのです。
(ビットコインの保有者は特定できません。)

あの「Mt. Gox事件」より前の2014年1月、次にほぼ1年後の2015年2月と、同年の10月、
そして現在(2016年4月)の4回にわたってビットコインのアドレスと残高を調べて、
ビットコインの動向を検証した興味深い記事をみつけましたので次にご紹介します。
(表については、文字数の関係で表示しておりません。)

マイナスイメージな事件があっても、確実に保有者数は伸びている!

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●まずは、マウント・ゴックスが取引を停止するより前の2014年1月30日のものです。

0.1BTC以上残高のあるアドレス: 506,184件
1BTC以上残高のあるアドレス: 268,019件
10BTC以上残高のあるアドレス: 103,045件

●さて、今はどうなっているでしょう?下の図は本日現在のものです。
( 2016-04-11 )

0.1BTC以上残高のあるアドレス: 1,069,810件(対2014年1月比: 211%)
1BTC以上残高のあるアドレス: 458,261件(171%)
10BTC以上残高のあるアドレス: 136,192件(132%)

どうですか?思ったよりも実際に持っている人数は少なくありませんか?

しかし、2014年1月と比較すると、確実に保有している人数は増えてきていることが、アドレスの増加からもわかります。

ビットコインの将来は明るい?!

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世界中の人たちがビットコインに関心を持ち、ビットコインを保有し始めたら、さらにはブロックリワードの半減期を迎えても保有者が増え続ければ、需給ひっ迫が起きる可能性もありますよね。 

ビットコインは、ザ・ブロックチェーンであり、暗号通貨の基軸通貨です。 星の数ほどあるアルトコインはそのほとんどはビットコインとの間で取引ができ、この状況は今後も続いていくでしょう。
半減期とは、採掘(マイニング)の報酬額が半分になることで、
次にやってくるのは2016年の7月~8月と言われています。
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