2017年9月1日 更新

メッセンジャーアプリキック内で使われる仮想通貨キン

メッセンジャーアプリキック内で使われる仮想通貨キンのICOについて紹介します。キックのCEOであるTed Livingtonは、今回のICOを新しいエグジットの形として考えていると言っています。

メッセンジャーアプリキックと仮想通貨キンの関係

 (19905)

モバイルメッセージング大手の「キック」が独自の仮想通貨として「キン」を発行します。
命名の由来は、「kinship(親族関係)」に由来しており、人との結びつきやコミュニティとのつながりを表しています。
キックは日本ではあまり聞きなれない名前ですが、メッセンジャーアプリの会社で、日本でいうとLINEのようなものです。
カナダのオンタリオ州ウォータールーに本社があり、
世界では結構名の知れたメッセンジャーアプリで、iOS App Storeの検索数では5位で、ユーザーは数百万人ほどいます。ユーザー層はティーンとヤングアダルトが大半を占めており、アクティブユーザーの57%は13歳から24歳までの年齢層で構成されています。
また、キックのユーザーの約64%は米国在住です。
キックは、2009年に創設された会社で、2010年にはユーザー数が100万人を超え、それ以来、チャットスペースのリーダー的イノベーターになっています。
2011年にはチャットアプリケーションとしては初のプラットフォーム化を行い、
2014年にはボットを統合したチャットアプリケーションとなりました。
2015年~2016年には、プラットフォーム内で利用するためのキックポイントというデジタル通貨を採用しました。

キックには現在数百万人もの月間アクティブユーザーがいますので、
キックのコミュニティ内にキンを使った決済のシステムを導入すると、ある種の経済に発展します。
将来的に、キックのユーザーはキュレーション、コンテンツクリエーション、コマースを通じて、キック内のデジタルコミュニティの他のメンバーにバリューを提供することでキンを獲得できるようになるとのことです。そして、キックユーザーは、キックの参加者が提供する商品、サービスの購入にキンを使って購入できるようになります。

キンのICOについて

キンは、パブリックのイーサリアムブロックチェーンに対して、ERC20トークンとして導入されます。
ICOは2017年9月12日から開始されます。
5000万ドルの募集予定で、参加には9月9日までの登録が必須ですので早めに登録しておきましょう。
ICOへの参加には、パスポート、証明写真、イーサイアムのウォレットアドレスが必要になります。
キンの総供給量は10兆キンで、今回はそのうち、1兆キンを販売する予定です。
キンを販売して得られた資金は、キンをキックに統合するための今後の開発ロードマップを実施するために使用されるとのことです。

ICOは新しいエグジットの形として考えている

キックはこれまでに、ICO以外で、
2010年1月にシードラウンドで470万ドル、2011年3月にシリーズAで800万ドル、2013年4月にシリーズBで1950万ドル、2014年11月にシリーズCで3830万ドル、2015年8月にシリーズDで5000万ドルと、多額の資金を調達してきました。
通常の株式市場で資金調達できるところ、この段階でICOをするのは新しいエグジットの形として考えていると、キックのCEOであるTed Livington氏は言っています。
ICOをすることにより、今までに投資したベンチャーキャピタル等の株主は十分なリターンを得ることが可能となります。それにより、結果的にIPOやバイアウトを行うように株主から求められることが減ると考えているようです。
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